反省はしても後悔はしない

Vim とか備忘録とか。それと関数型言語勉強中

転職します

この度、6年とちょっと勤めた SIer を退職することになりました。7月から来栖川電算という会社で働きます。本日5/31が最終出社日でした。

転職に至った経緯とか

今の会社はいわゆる大手 SIer なのですが、その中で自分の今後のキャリアを考えられなくなったのと主とするビジネスのやり方に疑問を持ったというのが転職の主な理由です。

キャリア的な問題

6年目ともなると会社的にはプログラミングは卒業して人やお金の管理とか顧客との折衝のような仕事を期待されるようになってきました。自分としては技術的なところで何かしら活躍したいという気持ちが強く上司にもそのことで相談したりもしたのですが、結果的には自分の思いが叶えられるようなキャリアを提示されることはありませんでした。

ビジネス的な問題

業界の中では比較的大きい会社なので部署によってはもしかしたら状況が違うのかもしれませんが、少なくとも自分の周りでは単価の安い人を大量に雇って人海戦術で仕事を回すようなやり方が普通でした。いわゆる多重下請け構造の一端を担っていたわけです。また、そういう仕事のやり方ですので当然採用される技術もできない人に合わせる形になります。Git 等によるバージョン管理はなされず日付フォルダで管理、テストは自動化されることはなくエクセルスクショエビデンスをひたすら撮るだけ。このままでは業界全体が IT の進化に取り残され衰退していく未来しか見えませんでした。そういったあまり誇れないような仕事に対して常々疑問を感じながら仕事をしていくのは嫌だという気持ちもありました。

働き方の問題

この業界では客先常駐というケースは珍しくありません。自分も多分に漏れず客先常駐をしていました。常駐先では Vim 含むフリーソフト禁止、携帯のカメラ禁止などひたすらに厳格なルールを守らされ、そのことに対してかなりストレスを感じていました。また、仮に常駐が終わり自社に戻ったとしてもまたすぐに別の客先に常駐することにもなるかもしれないという不安がありました。

上記のようなことをぼんやり考えていた折にたまたま来栖川電算の山口さんとお話する機会があり、その後いろいろあって転職が決まりました。

今後とか

とりあえず6月は丸々有給消化です。1ヶ月も休みあるのすごい。雑に旅行したり実家の九州に帰ったりします。 あと、機械学習とかを勉強します。