反省はしても後悔はしない

Vim とか備忘録とか。それと関数型言語勉強中

Vim 7.4 からの ocaml.vim の変更点

Vim の次期バージョンである Vim 7.4 *1から、デフォルトの ftplugin/ocaml.vim が変わります。 というかデフォルトのやつがいろいろひどかったので僕がパッチを書きました。

パッチを書くにあたり、github の vim-jp の人たちにいろいろ教えてもらいました。ありがとうございました。

変更点

  • global なマッピングを排除してすべて buffer-local なマッピングに

一番許せなかったやつです。型を表示させる <LocalLeader>t がなぜか global なマッピングになっていましたが、最新版では buffer-local になっています。

  • すべてのコマンドに <Plug> によるインターフェースを追加

既存のキーマップを変えたい場合に便利です。

<Plug>マッピング デフォルトの割り当て 機能
<Plug>OCamlSwitchEdit <Localleader>s ml と mli を切り替え
<Plug>OCamlSwitchNewWin <Localleader>S ml と mli を切り替え(分割して開く)
<Plug>OCamlPrintType <Localleader>t 型を表示

デフォルトのマッピングをさせたくない場合は vimrc に let g:no_ocaml_maps = 1 と書きましょう。

  • きもい abbrev を削除

ASS で assert (0=1) とかに展開されるなどという設定があったのですが、こういう個人的な設定はデフォルトの ftplugin にはふさわしくないので削除。他の ftplugin でも abbrev を設定しているようなものはほとんどないようですね。欲しい人は自分で vimrc に書きましょう。

*1:正確には、アルファ版の Vim 7.4a.047